「お客様から『興津に相談したらいい返事がくるよね』という会社にしていきたい。」
宮原 義明(運行管理者)
お仕事の内容についてお聞かせいただけますか?
私の仕事は運行管理者になります。乗務員さんが的確かつ安全に目的地にたどり着けるように運行の指示を出す仕事です。事前に天候や運行状況、そして乗務員さんの体調なども考慮してそのときベストな情報を伝えています。
また、乗務員さんから地図では判断できない現状の道路状況を教えてもらい、その情報を整理して他の乗務員さんに伝えることもありますね。
宮原さんの考える興津貨物の特徴について教えてください。
いくつかあるのですが、まず私たちの武器は「融通が効く」ということだと考えています。時にお客様からの難しく感じるご要望に対しても、すぐに対応できる体制を作っています。ただ単にリクエストに応えるというだけではなく、お相手の方がこちらの提案に対して「あぁ、なるほどね」と思ってもらえるようでないといけないと思います。
弊社にご依頼いただいた方から「興津に相談したらいい返事がくるよね」という会社にしていきたいと思っています。
社内向けのサポートもあるのでしょうか?
はい、運送業や倉庫業などの現場では即戦力が求められるので、未経験者の受け入れが難しいと言われています。弊社では未経験者に対してのサポート体制があるため、入社後に何をすればいいかわからないということはありません。
その他にも配送に関しては、運賃の都合上国道を利用することが多い業界です。ただ興津貨物では乗務員の負担を減らすために全線高速が許されています。これはなかなか珍しいと思います。
宮原さんは以前、別の運送会社さんに勤めてらしたと聞きました。転職後感じたことはりますか?
度量が大きいなと思いましたね。前職では運送業務を担当していましたが、この会社に入るタイミングでまったく経験のない倉庫業務を任されました。これまでリフトの操縦すらやったことがない私に倉庫業務が務まるのか不安でした。それでも新人の私に仕事を任せてくれたのは嬉しかったです。少しずつ仕事にも慣れて面白く感じてくるころには、会社にも馴染んでいましたね。
倉庫業を8年ほど担当させていただいたのちに、今の運行管理者の部署へと移りました。この部署に移ってから7年ほどが経ちましたが、それでもまだ自分の判断に迷うこともあります。私が事前に調べて正しいと思った情報と、実際の道路状況など違う場合があります。そのときは乗務員さんが正確な情報をいち早く共有してくれます。こういったチームワークは興津貨物ならではだと思います。
これからの興津貨物について考えていることがあれば教えてください。
今でも現場のフットワークが軽い。動くスピードが早いです。それは指示を待ってるだけではなく、現場を熟知しているからこその処理能力の高さです。ただ情報のネットワークが断続的な時が見受けられます。
その情報をより共有される仕組みを作りたいです。まだ考えている段階なのですが、部署、立場を超えて、情報が横断的に共有されるシステムが作れないか考えています。
そうすることで個人が抱えている負担を分散することができたり、新しく入ってきた人が悩んでいること、わからないことを解決される手立てになることを期待しています。
では、最後に。応募を考えてる方に伝えたいことはありますか?
弊社では資格取得のサポート支援があります。この業界では交通事故が増えていることもあって、大型免許を取得するまでのハードルが上がっています。本来であれば資格取得まで多くの費用がかかりますが、その費用は会社が負担してくれます。本人のやる気さえあればチャンスが与えられる環境だと思います。
決して楽な仕事ではありませんが、諦めずにガッツのある若い方に応募があると嬉しいですね。