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「運送会社っていうのは結局人と人なんですよね。」

石橋 伸一(営業部長)

石橋さんの考える興津貨物の特徴を教えてください。

石橋

この会社は運送会社としては特別な部類に入ると考えています。まず月に1回の安全ミーティングを除くと完全に週休二日制で祝日も休みとなっています。この業界では他にはないのではないでしょうか?

もうひとつは配車に関して。私たちはお客様に対して断るということを知りません。遠方への急な配送依頼であっても「はい」とお引き受けすることで安心してご依頼いただけるようにしています。そのために次の日の朝、空車で待機できるトラックを用意しています。通常運送会社では空車をつくることはありません。ただ弊社ではお客様のご都合に柔軟に対応できるように最低3台空けています。

最後に、近くの送り先は自社でまかない、遠方の案件の多くは協力してくれる業者さんに依頼して配送しています。

どうしてそのような仕組みができたのでしょうか?

石橋

僕が30歳の時です。興津貨物ではありませんでしたが、初めて乗務員として勤めることになりました。2年目から会社の事情で配車係に異動になり、月間の売り上げを2倍以上にするように指示がありました。それはもう円形脱毛症になるくらいのストレスです。しかし、自分たちが一生懸命やってもできないことは仕方ないと開き直り、そこからどういったやり方が良いのか考えました。

それが協力してくれる会社さんを見つけてお願いするということです。社長にはまず人脈を作ってくださいとお伝えしました。協力会社さんを多く作ることで自社便以外の売り上げを確保できる。そのために2人とも営業をたくさんしましたよ。

運送会社っていうのは結局、人と人なんですよね。お客様にどれくらい信頼していただけるかで仕事のご依頼量が変わります。

その協力会社さんを作ることは、この業界では一般的な方法なのでしょうか?

石橋

いえ、それは私独自のやり方です(笑)。通常ですと自社便だけで賄おうとします。そうすると、台数が足りないからトラックを増やす。しかしあまりに多くのトラックを所有することは時に過剰な負担となることもあります。そのリスクをなくすために最低限の自社便と協力会社さんにお願いするという今の体制を作るようになりました。

今の興津貨物のシステムを石橋さんが築かれましたが、これからの会社への期待とメッセージを聞かせていただけますか?

石橋

まずシステムに関してですが、今では私がいなくても後進の宮原君がひきつげる体制ができてきました。これをベースにこれまでのお取引以外にも仕事を広げることのできる状況になってきたと思います。

先代のときは自社便だけで50台を所有しておりました。代が変わり、今の社長になったときに一番最初にお願いしたのがトラックの削減です。これは事実上のリストラです。一番嫌な仕事です。申し訳なかったと今でも思います。ただ、それが会社の立て直しの前提でもあり、今のシステムを見据えた上で必要な判断でした。これでようやく必要に応じて自社便を増やすことや、県外の配送を希望する乗務員さんの希望を応えることができるようになりました。

応募を考えている方へメッセージいただけますか?

石橋

弊社の特徴ですが、最初に申し上げましたが、土日祭日がお休みです。それがまず1点。朝早くに出勤してもらいますが、終わればそのまま終了ですから、早ければお昼、遅くても3時、4時に終了になります。また年2回の賞与があります。他にも安全ミーティングを行っている中で「無事故トライアル」を実施しています。1年間無事故ですと社長のポケットマネーから1万円、2年だと2万円、3年だと3万円をお渡しするという仕組みです。その辺りにも弊社ならではの魅力が十分あると思っています。

また、働く環境も各々のチームで仲良くやっています。例えば吉川くんが県内の運送チームのリーダーなのですが、彼は会社の仕組みをよく理解しています。そういう立場の先輩が3ヶ月程度隣に乗って教えてくれます。経験のない方もどうぞ安心していらしてください。

そんなところでしょうか(笑)